2010年5月始めのとある晴れた日、東京都文京区にある浜離宮恩賜庭園に行ってきました。
国の特別名勝・特別史跡に指定されている、徳川将軍家の庭園です。
午前10時半過ぎに築地川にかかる大手門橋に到着。
大手門橋を渡ると大手門です。
この建物で入場券を購入。
大手門から入って右手に進むと延遼館跡に見事な松が並びます。
藤棚が見えてきました。
花木園へ。
花木園から望む内堀。
つつじも咲いています。
この先が潮入の池です。この近くに売店があります。おでん1皿450円で販売していました。
潮入の池のほとりの藤棚です。きれいに咲いた藤の近くには常に蜂が飛んでいました。
こちらは潮入の池のほとりの見事な松。
潮入の池にかかるお伝い橋を渡ります。
お伝い橋の途中にある小の字島です。
お伝い橋から望む潮入の池。
潮入の池の真ん中にある中島の御茶屋。ここではお抹茶がいただけます。
富士見山です。
八重桜が満開でした。
富士見山の麓から望む中島の御茶屋。
富士見山のそばにある普賢象(フゲンゾウ)。
中の橋周辺の風景。木々の緑とビルの対比が幻想的でさえあります。
歩いていると海岸に出ました。この先は東京湾。
海岸から見た庭園。
このあたりにもさまざまな様子の松が見られます。
水上バス発着場に到着です。ここからは浅草、両国、お台場海浜公園、葛西臨海公園、桜橋などへの水上バスが発着しているそうです。
梅林を抜けて旧稲生神社へ。
手前に見えるところがお花畑。今は植物は植わっておらず、たくさんの鳩がいました。奥に見えるのがボタン園です。
色とりどりのボタンが咲いています。
大手門の近くに戻って来ました。ここには実に見事な三百年の松があります。
もうひとつの出入り口、中の御門のそばの風情ある松。
帰りは中の御門から出ました。こちらの門の方が若干、汐留駅に近いようです。
浜離宮恩賜庭園の印象はとにかく広大な庭園、そして様々な様子の松が楽しめる、といったところでしょうか。 もちろん八重桜やボタン、つつじなど春の花々も美しく咲いていたのも印象的でした。 都心とは思えないような風景を見、野鳥の澄んださえずりを聞きながら、ゆったりとした時間を過ごせました。 ところどころで建物の復元工事が行われていましたので、完成が楽しみです。
開園時間、所在地、さらに詳しい交通情報、最新イベント情報等は、東京都公園協会ホームページに掲載されています。